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Tokyo Epicurean Girl

「ビューティー&快楽」 を追求するワイン愛好家が日々見つけたおいしいものの記録。

[2008 Argentina] Day 3 : Iguacu Brazil 編 ③ Tropical Das Cataratas

修行でズブ濡れになった衣服を乾かしつつ またバスに乗って一駅移動。
バスの2階は開け放たれていて髪なんかもすぐ乾いちゃいました。

ブラジル側にある素敵なホテル
Tropical Das Cataratas

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ブラジル側の国立公園内にある唯一のホテルで1泊3万円くらい (平常時)。 コロニアル様式でピンクの建物がかわゆい。 前の芝生が広く取られていてのびのびした雰囲気。 スペインポルトガルの文化の影響か、 パティオがあったり、 プールやバーもあります。 しばし中を見学。 すでにお腹が空いてたので (やっぱり南米は渡って数日はお腹の時差が狂ってたみたいな気がする) 何か食べようかとも思ったのですが 軽めのカフェみたいなのはなくて 予約制の 「レストラン」 しか発見できず、 当然午後のハンパな時間は閉まっていたし そもそもズブ濡れ後のナリだし、 断念。

こういうところで何日ものんびり滞在してみたいなぁ。

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ちなみに対岸のアルゼンチン側の公園内にはシェラトンがあります。 そちらはこんな風。 だいぶ違う雰囲気。

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次: 遊歩道の動物たち
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  1. 2008/04/10(木) 02:23:12|
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[2008 Argentina] Day 3 : Iguacu Brasil 編 ② 禊!!!

ブラジル側の国立公園に向かう道中、 オカカエドライバーの Walter にオススメされるがままに 「Macuco Safari」 というボートツアーに申込をしていました。 ジャングルの中のジープツアー、 動植物の観察、 軽いハイキング、 そして 「イグアスといえばこれ!」 の情報でよく見るような 滝の真下にまでボートで行くツアー。

こういうアトラクションはもちろんアルゼンチン側にもあるけど 後で時間配分を振り返ってもブラジル側にしておいて正解でした、 アルゼンチン側の国立公園はは遊歩道もいくつかに分かれていて歩いて回るだけでも半日はゆうにかかるので。 ホントに何もかもがはかったように正解づくしの石坂浩二状態。 Walter さまさま。 国立公園の入り口で別れるとき 「園内バスの2つ目の停留所で降りてね」 という注意つき。 この人ってほんとに気が利いてる。

イグアス到着の日にそのままズブ濡れアクティビティをするとは思ってなかった。 「ものすごいズブ濡れになるから荷物は気をつけて!」 というので 売店で 「Plastic bag」 を求めたのに売られたのは 「カッパ」、 成田でレインコート買ったから要らないのに。 しかも2個も買ってしまった‥。 それに気づいたのが 1個は開封してからで 「リファンドしたい」 と申し出たら 「1個は開けたからダメー」 といわれました。 ちぇー。 ま、 ブラジル人がポルトガル語で ホントに 「カッパ」 と連呼してるのが聞けたからいっか。 これが 15 pesos = 5 USD。 おつりはブラジルレアル。 それに結局日本のカッパはつくりがちゃんとしすぎていて この状況ではこっちのポンチョみたいなスタイルのほうが使えたのでこれはこれでよかったけど。

これまたラッキーなことに アメリカ人ツアーがたまたまいて 英語バスに同乗。 (しかも1人のオジさんなんか Husky だった模様) ツアーガイドはヒステリックそうな細身の赤シャツ。


ジープツアーで見るジャングルの植物。

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ジープを降りて水際まで歩く。 川が見えてきました。

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いよいよボートツアー。

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なんと水着に着替えてる人もいます! 「大丈夫かしら、 ワタシ‥。 荷物どうしよう (ビニール袋も買えなかったし)」 と乗り場の手前でマゴマゴしてたら 係員が 「大丈夫だから! オレが見ててやるからそこに置いてけ!」 というので、 「ここってブラジルよね」 とか余計なことは考えず もう 「エイヤ」 でカメラとサイフだけ持ってボートに飛び乗りました。 みんな裸足。 カメラと貴重品のためのビニール袋は結局ヒステリック赤シャツにもらえたし。


アルゼンチン側の滝を至近距離から。

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ときどき安全なところで停まって写真タイムを設けてくれます。 なぜかわたしだけがボートの上で立つことを許されました。 小さいから。 おひとりさまだから。 たぶん。

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左: その上を飛ぶコンドルと四角い雲
右: 滝のすぐ上を歩ける遊歩道


滝つぼ修行。

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ほんとに小さいほうとは言え 滝の真下まで行ってザバザバに水を浴びるのです。 遠目に見たらどう見ても 「難破船」 みたいな写真。 「もういいって!」 と思うほどくどいほどザバザバ。 それがだんだん気持ちよくなってきて 「マスカラがー」 とか 「日焼け止めがー」 とか 「さっきの荷物は大丈夫かー」 とか 「あのときこうすればよかった」 とか 細かいことの一切がどうでもいいことに思えてきて また浴びたくなる不思議。 過去と他人はどうせ変えられないんだし、 考えてもしょうがないことは考えない、 とすべて割り切った気分にリフレッシュ。 あーすっきり。 禊完了。


さらにその奥には 一番の見どころ 「悪魔ののど笛 (Garganta del Diablo)」 が。

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水しぶきがぶつかり合ってて雲の中にいるみたい。


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  1. 2008/04/09(水) 08:49:51|
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[2008 Argentina] Day 3 : Iguacu Brasil 編 ① イグアスへ

ブエノス到着の翌朝は 恐ろしく早い時間に出発して今度はイグアスへ移動。 6時前にはホテルをいったんチェックアウトして1泊分の必要な荷物だけ持って路上で拾ったタクシーで空港まで。 めちゃくちゃ早い!! 今度は国内線の空港、 Aeroparque と呼ばれているほうへ。 間違えないようにしっかりと 「アエロパルケ」 とね。

イグアスの滝 Cataras del Iguazu (アルゼンチン)
イグアスの滝 Foz do Iguacu (ブラジル)

「イグアス (IGUAZ)」 とは原住民のグアラニー族の言葉で 「水 (IGU)」 「すごい (AZU)」 が語源。 滝幅 4km、 最大落差 80m、 毎秒 6万5000トンの水量。 イグアス川 (RIO IGUAZU) を国境として ブラジル、アルゼンチンにまたがっていて 両側から見られます。 アルゼンチン側は大きな滝の数々の合間を縫うようにして歩ける遊歩道から間近で見る迫力、 ブラジル側は大きな滝は少ないもののアルゼンチン側の全景を向かいから遠めにも一望できるというそれぞれのメリットがあり。 1984年にアルゼンチン側が、 1986年にはブラジル側もユネスコ世界遺産登録。


国内線で Puerto Iguazu の空港に到着。 定刻どおり。 機内で箱が配られたのでサンドウィッチかと期待したらクラッカーでした + コーヒー2杯。 なんかまたおなか空いてきた‥。

いちおう 「Internacional」 名乗ってる小さい空港。 着いたらさっそく限られた2日でどうめぐるか、 考えないと。 緻密に時間設計しないと。 それほど時間の余裕はない、 との注意も受けてるし。 とりあえずホテルがある Puerto Iguazu の町まではバスもあるけど本数が少ないというのでタクシーを拾って向かいます。

その空港からのタクシーの運転手さんとは本当にいい出会いでした。 ホテルに向かう道中で 「ホテルからのアシはどうするんだ?」 「アルゼンチンとブラジルどっちをまわるんだ? 両方ならどういう順番で??」 と質問攻めで 「営業されてるなぁ」 と思っていたのですが オファリングが的を得てるしプライス明朗、後払い宣言つき。 その他いろいろ付随情報が豊富だし 何よりこの人、英語が通じるので 丸々1日お世話になることにしてしまいました。 「空港 -> ホテル」、 「ホテル -> ブラジル側の国立公園入り口」、 そこでいったんお別れして夕方に迎えに来てもらって 「ブラジル -> ホテル」 までで 終日 240 pesos = 80 USD。

翌20日というと いよいよ semana santa のバケーションにかかってきて 「アルゼンチン人も移動するからブラジルとの出入国で時間がかかるリスクがある、 1日目にブラジル側をまわってしまってアルゼンチン側の確保したホテルに戻るのがいいよ」 と 文野旅行社もドライバーの Walter も口をそろえて推奨するので、 はい、そうしましょう。 あっさり決定で初日はブラジルへ。 「緻密に」 っていうのはどこへ?


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ブラジル側へ入国。 Bon dia! シュークリームみたいな雲。 ちょっと内陸のほうに来たので乾いた感じの空気。 この国境での入国手続もタクシーに乗ったまま 「オカカエ運転手」 の Walter がやってくれました。 エセレブだから。 てへ。 Obrigada.


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ブラジル側の国立公園に入場。 ブラジル側はこの地図に見えるように遊歩道もシンプルで分かれ道もなく、 大きい道は二階建てバスで移動できます。 すごくラク。


次: 禊!!!

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1939年にブラジルの国立公園に指定され1986年にユネスコ世界遺産に登録されました。フォス・ド・イグアス空港から5km、滝の手前11kmの地点に国立公園ゲートがありゲート前で入場料を支払い公園内専用のバスに乗り換える。公園内のバスで終点の手前「Tropical Das Cataratas」で降りると滝まで続く遊歩道がある。途中いくつかの展望台がある。遊歩道の先端まで行くと滝の目前まで張り出している橋がありそこから悪魔の喉笛が正面に見える。所要時間は1時間~2時間程度。

ソース
  1. 2008/04/08(火) 16:58:14|
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[2008 Argentina] Day 2 : Buenos Aires 牛肉デビュー :: La Estancia

空腹MAX。

気づいたら身体にとっての半日以上前、 到着前の機内で出されたクロワッサン以来何も食べてないのでした。 深夜残業の翌朝、 身体がまだ深夜モードなのに無理やり朝ごはんを食べたようなあれ。 もしくはオールで飲んだ後にわざとらしく 「健康的な朝食」 みたいなメニューを食べちゃったようなあれ。 まさにあの気分。

ま、 そんな大変な思いまでしながらたどり着いた憧れのブエノスアイレス初日のディナーですから。
せっかくだから肉を。 アルゼンチン名物の牛肉を!!

ホテルが面している Calle Lavalle (ラバージェ通り) には映画館とレストランがたくさん並んでいます。 渋谷センター街っぽいかな、 ちょっと。 ちょっとだけ。 その中から 初日の夕食はホテルのすぐ近くの La Estancia に決定。 地球の歩き方にも掲載されているお店。 Asado (アサード、 ガウチョスタイルのバーベキュー) を手ごろなお値段で出してくれるお店、 Parilla (パリージャ) です。

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セットの付け合せに出てきたのが エンパナーダ (上左の餃子みたいなツツミ) と 多量のパン、 フレッシュなトマトサラダとフライドポテト。 「Papa fritas?」 と聞かれて 「Si, por favor.」 と答えると フライドポテトが山のように出てきます。 これはどこでも外がカリカリで自然な甘みがあっておいしかった。 うっかり付け合せにやられないようにこらえる修行。

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オーダーしたのは 牛肉と鶏肉の BBQ。 結構固めのお肉でしたが うまみが凝縮されていておいしゅうございました。 ここだけじゃなくてアルゼンチンの肉は 「霜降り」 とは反対の赤身がメインのようですが だからなのか人間もブヨブヨと脂太りしている人は少なく 太るときも固めに、 というストリート観測の印象でした。 これもかみ締めるほどに味があっておいしいんだけど量が尋常じゃなく やっぱり半分くらいでギブ。 肉食文化圏のためか ここだけじゃなくてどこに行ってもナイフがよく切れました。

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ワインのハーフボトルもオーダー。 せっかくだから 「マルベック」 と思ったら品切れで残念。 Mendoza の Cabernet Sauvignon。

NIETO SENETINER Cabernet Sauvignon 2005 Mendoza

(いつもハーフボトルしか頼めないからこのパッケージはその後もよく見かけました)


92ペソにチップを残して 100ペソ = 3,000円くらい? 東京の相場と比べたらかなり安い。 しかもホントなら日本人なら2人くらいいける分量ですから。 一人旅はやっぱり食事が困る。


このレストランもやっぱり人が入ってくるのが遅めで わたしが入ったときはガラガラだったのに 8時過ぎたころから混雑してきました。 やっぱり夜が遅いのね。

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隣というか前のテーブルの大滝秀治似のオジ(ィ?) さんがいて、 「ビューティフル」 とか 「その会計を持たせてくれ」 とか 「一緒に帰ろう」 とか‥ 話しかけられました。 これはナンパ? 一緒に帰ってどうするんだろう、 あの年齢で‥。 やはり国を出るとモテる。 丁重にお断りを。 その様子を見てやってきてたしなめてたウェイターは布施明風。


これから10日間の滞在、 かなり楽しみ。

明日はいよいよ早朝からイグアスです。 車窓風に。


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  1. 2008/04/07(月) 18:52:42|
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[2008 Argentina] Day 2 : 5月広場とフロリダ通り散策

滞在のプランがおおよそまとまったし、 散歩にでも出てみようかな。 なんせここまでが長いんだもん。

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ホテルは街の中心部にかなりアクセスのいいところにあります。 ぶらり散歩。 街のつくり方とか雰囲気はホントにヨーロッパっぽい。 「南米のパリ」 自称するだけのことはあります。 そして中心部 = 「セントロ」 あたりでは どこ歩いてもタンゴに当たる。

ブエノスアイレスのタクシーは (よく見えないかもしれないけど) この左の写真の右のほうに映ってる 「黄色と黒」 の阪神カラーでございます。


とりあえず出てみたのが街の中心、 5月広場 Plaza de Mayo。

Piramide de Mayo

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夕焼けがピンクでキレイ。

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この塔、 Piramide de Mayo は5月革命の1周年を記念して建てられたものだそうで ブエノスアイレスで一番古いモニュメントとされ、 塔の中にはアルゼンチン全土から持ち寄られた土がおさめられているのだそうです。 (地球の歩き方)


Casa Rosada

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Casa Rosada (ピンクの家) と呼ばれる大統領府。 この上のバルコニーでエビータもマラドーナも演説したとのこと。 革命とまで行かなくても思想的なアピールはここに集まるらしく 滞在中もあれやこれやとデモ活動を見かけました。 毎日がメーデー、 みたいな国。

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偶然 国旗をしまう儀式 (なんていうんだろう) に遭遇。 アルゼンチンの国旗の真ん中にデザインされた太陽を表に出すようにクルクルと丸め込んでました。 ブエノスアイレスでは ずっとこの国旗と同じ色の空に恵まれていました。 そこに雲が浮かんでいると本当に空の広い国なんだなぁ、 と感じます。


Calle Florida

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一番の繁華街という フロリダ通り。 ストリートミュージシャンがたくさんいます。

左: このオジさんの踊りっぷりは奇怪だった。

右: この楽器はあとで知ったことに 「アルパ」 というものだそうです。 (ハープのスペイン語読み?) パラグアイには日本人で有名な奏者がいるのだとか (後日のテレビ情報) ストリートでも公園でもこの楽器はよく見かけました。


BURGER KING 奮闘中

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「ローカルフードがおいしい土地ではファーストフードは流行らない」 という法則がありますが (by オレ)、 ここでは BURGER KING がずいぶんとがんばってます。 むしろ日本の立ち食いそばと同じく 「もはや日々の中で欠かすことができない」 領域に到達しちゃってるんでしょうか、 牛肉が。


あぁ、 おなかすいてきたなぁ‥。 夕食編へ続く。


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  1. 2008/04/06(日) 18:27:07|
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[2008 Argentina] Day 2 : Buenos Aires 到着 予定を立てる

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もう見られないかもしれない画面だから写真におさめる。 ヒマ。



3月18日 9:20am Buenos Aires Ezeisa 到着

イタリアからの帰りに荷物だけチューリッヒに取り残されたトラウマがあるだけに ちょっと不安。 ここの空港はすっごく小さくて 荷物が出てくるベルトコンベアーの小ささにますます不安。 いや、 そういうよくないことは考えること想像することすらダメ、 と 最近読んだ「ザ・シークレット」 に書いてあったから考えないように‥ 考えないように‥ しようとすると ますます不安。 人間だもの。 でも無事にピックアップ。

この街はどこでもかいだことのない匂いがする。 ちょっとヨーロッパっぽいホコリっぽい感じもあるけど 南の熱を感じるような匂いもする。 空港からすでにキレイな人が多く、両替の窓口のお姉さんがすでに 「ペネロペ度」 高めでした。

空港からの足は タクシーというかハイヤー? 「レミース」 と呼ばれている運転手つきの車を利用。 カウンターで申込をしたらすぐに手配してもらえました。 90 peso = 30 USD。 シャンプーもできてない30時間移動後のグダグダな疲労体には必要経費。 (空港でシャンプーだけでもしてくれる美容院があればいいのに) 荷物を車に乗せてくれた担当のポーターが英語が通じるから気を許してたら 最後に 「チップよこせ」 と。 げー、 5分の移動じゃん、 この国ってばチップ要求文化かー、 あまり好きじゃないのよね、こういう露骨なのって。 しかもまだ細かいのがないから、 と 2 peso 出したら 「もっとよこせ」 と。 「ない」 と言ったらかなり感じ悪くドアをバタンとやられました。 チップは気持ちよく払いたい、 日本人ですから。

市内までは 30-40分 と聞いていたところが中心部の渋滞に巻き込まれて ホテルに着いたのは結局正午くらい。 ひるがえってドライバー氏は素朴でナイス。 「この時期は semana santa なんだよー、 ホリデーなんだよー、 みんなバケーションに出かけるんだよねー」 らしき話から (あくまで推定) primero でナントカな tiempo だ、 とのこと。 「一年で最高の季節だよ!」 という意味なのか 「一年で一番混雑する季節だよ!」 という意味なのかわからないけど前者として解釈。 ドライバー氏はチップ請求もなく安全にホテルまで送り届けてくれたからよかったよかった。 むしろ順番が逆じゃなくてよかったよかった。


Suipacha Inn

Suipacha 515 Buenos Aires Argentina
Tel/Fax : (54-11) 4322-0099

ホテル探しはネット中心で、 アメリカの旅行サイトなんかを参考にして英語通じるところにコンタクトしてみて、 その中で条件がよくてメールのレスポンスが早かったところ、 で ここに決定しました。 中国人経営だそうで アジア系に共通するように 水まわりが特にこまめに清潔に掃除されていて 反対に不要なところはわかりやすく節約されていて? (たとえば昨日ロビーで見たお花が今日はテーブルにリサイクルされてる、とか) わたしの観点からはニジュウマルなホテルでございました。 決してお姫様の住むところではないけれど。 でも ホテルのカードとかこのサイトのトップページで使われているタンゴの画像が実はどこかの本からのパクリらしい、 というオチつき。 この画像を書店で偶然見つけたときはさすがに腰ヌカしました。 中華名物。

事前にメールでやりとりしていた Laura 嬢とついにフロントで出会ったときはフライトが長かっただけに一瞬メロス気分。 この後の滞在でも部屋を代えてもらったり等々 彼女にはとてもお世話になって最後には別れが寂しくなるほどでした。 帰国後もメールのやり取りがあり 「アルゼンチンの友」 「トウキョウの友」 となれたようです。 緑茶でも送ってあげようかなぁ。 あと 日本人で子供のころにこちらに移住されてきたという方がいらして その方は日本語が通じます。


文野旅行社

こちらも事前にメールでいろいろ教えてくださっていた日本人の旅行社。 今後1週間をどうすごすか、 実際決まってないし バケーションだから思うように予約なんか取れないと言われてるし、 まずは大枠のプランを固めないと。 とりあえず到着後すぐ行きますんで、 との言葉どおり とりあえずホテルでシャワー浴びて一休みしたらまず向かうことに。 律儀なあたくし。


イグアスツアー

あれこれ混雑をぬうようにして手配してもらって ついに確定したイグアスツアーは 翌日の 19日 から 1泊。 時差ボケも治らないうちにまた移動。 AIR = 360 USD、 ホテル = 120 USD と悪くない金額。 このバケーションシーズンは (くどいけど日本の GW みたいなもんだから) たとえ 1泊 しかしなくてもホテルは 3泊分 チャージするそうで‥ それって 「自由経済」 っていうよりもある種の 「カルテル」 じゃないのかなぁ? まぁギリギリ semana santa にかかる前日に正規の 1泊分 のチャージで宿が取れたからいっか。 朝早い便で行って翌日の夜戻る、 という日程なら まぁまぁ時間もあるし 現地ガイドを雇わなくても 多少の時間ロスしながらまわっても大丈夫でしょう、 とのことで 最初勧められていたガイドはなし。 結果的に 「最安プラン」。 てへ。

せっかく ブラジルのビザもちゃんと取ってきた んだから 無事に予約が取れてよかった。 出発前に懸念していた 「黄熱病」 の問題については‥ 特に触れられなかったから ひらすら蚊を避ける、 という消極的ソリューションで。 予防接種はしてないくせに虫除けスプレーは持ってきた、 という中途半端な準備のよさを披露。 セキュリティの基本は 「多重防衛」‥。


タンゴナイト

やっぱり Buenos Aires まで来たからにはタンゴは見たい! これもこちらで 22日 の夜に予約を入れてもらいました。 ショー+ディナー+送迎バスで 250ペソ。


文野旅行社には本当にお世話になりました。 最終日に日本語会話に飢えて駆け込んだ際にまでお付き合いいただきまして。 事前のメール相談のレスポンスもとても早くて丁寧で、 「さてはヒマなのか?」 と失礼なこと考えたりしてましたが 実際どんどんお客が入れ代わり立ち代わりの繁盛ぶりでした。 失礼いたしました‥。


もうひとつ手配しておきたいのが 隣国の ウルグアイ、 コロニア・デ・サクラメント 行き。

コロニアに向かうフェリーは Buquebus 社の運行。 ちょうど近くに窓口があるから その足でフェリー屋も偵察。 滞在期間内に日帰りで行って来られる便はすべて 「満席」 ですと。 おそるべし、 セマナサンタ。 ならば、 と 宿泊を考えた場合 ホテルはホテルでいっぱいだろうから、 と‥。 結局はコロニアにはいけないことが確定してしまいました。 ええええー、 がっかり。

でも 「旅なんてものは何かをやり残すくらいがちょうどいいんだ」 (by オレ) という格言もあることですし、 また次へと希望をつなぎましょう。


次: 5月広場とフロリダ通り散策




この手の本は自分の調子に合わせてうまく使わないと危険、 とは思う。

ザ・シークレットザ・シークレット
ロンダ・バーン 山川 紘矢 山川 亜希子

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  1. 2008/04/05(土) 23:53:56|
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[2008 Argentina] Day 1 : フライトはまだまだ続く

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コロラドあたりの万年雪

11時間半のフライトの後、 トランジットのヒューストンに到着。 Houston George Bush Intercontinental Airport。 思えばアメリカに入国するのって 2004年を最後にして久しぶり。 規定どおり指紋採取と顔写真撮影。 こんなに眠くてスッピンなのに。 古い学生ビザがついてるのを手続きの都度よく聞かれましたが positive に評価されるのか negative に評価されるのかは不明。 それ以前にフキゲン。 前回はカトラリーがプラスチックだったなぁ、 このナイフで一体どのようにしてハイジャックでもするってわけ? と毒づいたなぁ。 いまやビールが国際線も有料化していて 5$。 やめておきました。 シラフ。 素面。

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ヒューストンの空港は いくつかのターミナルが直結していて 非常にわかりやすく使いやすそうなのはいいのですが その分だけ広い。 こんなカートが 「カートっ!!!!!!!!」 と叫んで人をオラオラどかして走ってます。 昔ミネアポリスの空港で 『端から端まで猛ダッシュ』 という 「修行」 をこなしたことがあったけど そのときこのカートさえあれば‥。 どうしたら乗せてくれるのかは不明。 もう眠くて考えられないし それどころかボヤボヤしてたらハネられそう。 生き馬の目を抜くヒューストン。

ヒューストンでの待ち時間は 7時間。 アメリカの出入国は時間がかかることがあるというので あまりに余裕がないよりは安心ではありますが やっぱり長い。 「対岸の彼女」 完読、 単なる勝ち犬VS負け犬という話じゃなくてもっと深くて普遍的で面白かった。 旅に出かけるときに読むのにまさに最適なチョイスでした。 後半が今の気分にピッタリ。 オススメ。 そして 「FIGARO」 をまた開き ブエノスアイレスで見たいところの再レビュー。 わくわく。


「東周りか西周りか」 という話。

これは体質なんでしょうか、 生活習慣の朝型・夜型 なんでしょうか。 どうも東にまわって来るときのほうが辛いです、わたしの場合。 殺人的に眠かったので成田以来のスタバで またコーヒー、 ロクシタンで買い物して いったい朝ごはんなのか昼ごはんなのか夜ごはんなのか、 わからないけどピザを1ピース食べました。 何ごはんかわからないからビールは保留。

長年口座を放置してしまっている Bank of America の ATM を発見!! 手持ちのカードを試したらすでに NOT VALID だった。 住所変更してないから期限が切れて新しいカードが届かなかったんだ‥。 引っ越したらきちんとやらないといけませんね、 住所変更は。 これ、ほんとにどうしよう。


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いよいよヒューストンからブエノスアイレスへ。

9時の予定のフライトがさらに遅れて 9:42、 この表示からまた遅れて結局 10:00 くらいに離陸しました。 ここまででもう 11:30h トラベル済なので もう1泊分のフライトという重さ、 深夜バス2泊目。 ここまで同じ便で来た同士たちはたとえ乗り継いでてもすでにどっかのディナーテーブルについてるんだろうなぁ、 と思ったらなんだか すっごく 「果て」 まで行くんだなぁ、 と思いました。 しかし冗談ぬきに長い。 それもまたうれしいんだけど、 行きはね?

ヒューストンの話なんてどうでもいいんだよ、 というツッコミもおありでしょうが ほんとに長く感じた往路だったので あえて巻き添えに。


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  1. 2008/04/04(金) 00:23:30|
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[2008 Argentina] Day 1 : 寿司おさめ :: 成田空港 築地寿司岩

肉食ばかりの前に寿司とキリンビールを求め 成田空港の 「築地寿司岩」 へ。 (誰かの 「出張前定例儀式」 をまねてみるの巻)

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アナゴの炙ったアブラの香ばしさ、 肉のアブラではこうはならない 魚のアブラならではの溶けていく感じが最高。 貝柱と赤身の血のにおいもおいしかった。 マグロの赤身はやっぱりタウラジが飲みたくなります。 が、 ここはやっぱり一番搾りで。


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  1. 2008/04/03(木) 12:53:48|
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[2008 Argentina] Day 1 : 準備と心構え編

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フライトは Continental。 「南米大陸、非常に接近。」 プロモーション中。


フライトスケジュール
3/17 16:10 成田発
3/17 13:50 Houston 着
3/17 21:00 Houston 発
3/18 9:20 Buenos Aires 着

すべて現地時間。 長い‥ あらためて‥。 怖くなるから 「正味何時間」 というのは計算しないでおこうっと。

出発の時点で往復のエアとブエノスでのホテルだけは確保しているけどそれ以外は白紙。 希望としては 「イグアスの滝」 は見たい、 それには2-3日はかかるだろうし飛行機と宿の手配が必要、 それと ブエノスからフェリーで1時間で行けるというウルグアイの世界遺産の町、 「コロニア・デル・サクラメント」 にも せっかくだから立ち寄りたい、 これは日帰りでもいいとして。

限られた時間を無駄にしたくないから 事前にいろいろとネット経由で手配を試みたものの、 この時期 (3月20日~24日?) はアルゼンチンではたまたま semana santa (Easter、 復活祭) にあたる 「日本の GW みたいなバケーションシーズン」 ということで 結局何も予約というものは取れていないのでした。 ほんとにたまたまなんですけど。 それを狙って転職するわけじゃないし。 GW にいきなり外人が飛び込みで行って大丈夫なのかな。

まぁ、最近のツキがあれば すべてうまくおさまるはず。 あまり気にせず参りましょう。 イグアスでずぶ濡れになるかもしれない、 と気が早くも成田でレインコートを購入。


それから これから肉ばかりの日々だしなぁ、 最後にお寿司と日本のビールを飲んでおこう、 と寿司屋ののれんをくぐる。


今回の旅行は 5年半もがんばった仕事 (人並み以上にがんばったわけではないけど近頃はガマンの日々だった)、 足かけ3年もの間 精神・肉体ともに辛い思いをさせられた交通事故の解決間近の前祝い、 それからめでたく 「富裕層マーケター」 としての転職祝い? も兼ねている 「Revive」 の旅なので あまり細かい節約に走るのはやめよう、 と決意を固めるのであります。 ここ3年くらい、なんかこう持ち味が出せないどころか 抹殺される場面が多かった。 それでも素敵な出来事と素敵な人々に囲まれて楽しい日々ではあったのだけど たとえば 「自分から何か新しいことをはじめる」 というのはまったくしてなかった、 この3年くらい。 だから 2008年、 テーマ 「プロアクティブ」。

あと、 思考の悪いクセなんかも地球の裏側においてくるつもりで とにかく細かいことにイライラするのはやめよう、 いい加減 「気力と体力」 じゃなくて 「財力」 で物事を解決してもいいんじゃないか (そのために働いてんだから) と思うミソナカシフトを意識してみようと思います。 幸い現地の物価は安そうだし♪ もはや 「富裕層ライフスタイル」 しか見えない。


この旅行記は長くなりそうです。

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  1. 2008/04/02(水) 12:52:36|
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[2008 Argentina] Day 0 : アルゼンチン事前修行 音楽編

ちょっと前に J-Wave の朝の別所さんの番組の中の weekly で1枚のアルバムを feature するコーナーで 小松亮太 「COLLABORATIONS!」 が取り上げられてました。 アルゼンチンに行く前に。 なんつーナイスなタイミング。 日本人バンドネオン奏者として たまに見て知ってはいたのですが そこで紹介されていたアルバムが素敵だな、と購入。 たまにペコペコ聞こえるキーボード(?)の操作の音が独特で面白い。 特に 「ハワイのまさよし」 の称号を認定差しあげている Jake Shimabukuro のウクレレとのコラボレーションは素敵です。

どうせなら本場のミュージシャンのタンゴでも買えば? という声も聞こえてきそうですが それはもちろん現地調達のつもりで♪


あとタンゴのショーを見に行ったとき定番の曲くらいは知っておきたいので 同じく小松亮太のベスト盤も購入。 ビギナーですから。

ともに機中のトモとして ピンクの iPod に搭載完了。 (これもやっぱり買ったばっかり)


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  1. 2008/04/01(火) 12:52:16|
  2. 2008 アルゼンチンひとり旅
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プロフィール

karin

Author:karin
日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート資格を保有。 来たるべき 「生涯 No.1 ワイン」 との出会いを求め ココロとカラダの健康投資に励む日々。 美容の目標にモニカベルッチを掲げつつ現状はいかに。

現在 転職と引越と南米旅行を一度に考えているため なかなかUPできずにおります。

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