前のブログからの移植です。
ボルドーからまたフライトで Lyon に着き そこからバスで延々ひた走り ブルゴーニュの中心で食の都、
ボーヌに到着です。

夜のボーヌ
この日のディナーは 「せっかくだからブルゴーニュらしい食事を!」 ということで
カーヴ・マドレーヌ (Caves Madeleine) というお店に行きました。
早速テーブルには
ディジョンマスタード が並べてあって カシスのピンク、 タラゴンのグリーンなんて色のものがあることも初めて知りました。 これはパンにつけて食べるとおいしいの。
前菜に 「エスカルゴ」 (わたしはいつまで経っても苦手なんですけど)、 パセリを混ぜ込んだパテのようなハムのようなお料理、「Jambon Persey」 を、 その後 この地区で有名な 「シャロネ牛」 を 「ステーキ」 と 煮込料理の「Boef Bourgogne」 の2種類でオーダーしみんなでシェア。 それだけでも結構なボリュームだったのに デザートに 「フォンダンショコラ」、 それからチーズも クセのあるエポワス、 コンテなど かなりたくさんいただきました。 厨房から出てくるお料理はどれも素朴でガッツリしっかりした味付けでおいしい。
ワインももちろんブルゴーニュしばり。
(あら、写真がない)
Bourgogne Aligote輸送するとデリケートな酸が失われてしまう、 と言われているアリゴテ。 こういうものはモノを運ぶんじゃなくて 自分の体を運んで飲むのが正解。 日本で飲むよりも酸が上品で粒度が高く 印象が変わりました。
Savigny le Beaune 2003 "Aux Grand Liards" Domaine Simon&Bizes翌日訪問予定のシモンビーズ。 ドメーヌの特徴として野性味あふれるワイルドな味わい。 とても力強いピノノワール。
Gevrey Chambertin 2001 Albert Bichotおいしくないわけがないジュヴレ・シャンベルタン。
フランス語でそんな複雑なオーダーができるのか? とお思いでしょうが 会話ができなくてもメニューだけは読めたりする不思議な語学力を誇っているのです。 ま、 ここの場合は リカさんという日本人がいらっしゃるので日本語で安心してオーダーできます
狭いながらもひっきりなしにお客さんが出入りしていてワインも豊富、そのうえ日本語も通じる、 とこれはオススメしないわけにはいかないお店です。 そのリカさんが素敵な方で 凛としていてテキパキとよく働く様子が見ていて気持ちのいい、 まさに 「看板娘」 か 「近未来のおかみさん」 です。 ご主人の若旦那(?) が デザートの説明を一生懸命日本語でしてくれるのを 横で 「監督」 している様子もほほえましく ぜひまた行きたいところのひとつです。 絶賛。
その後 もちろん適度な散歩を欠かさずに。
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CAVES MADELEINE ( Côte d’Or )
8 Faubourg Madeleine 21200 BEAUNE
TEL 03.80.22.93.30
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- 2006/03/30(木) 00:00:00|
- 2006 フランスワインツアー
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